投機的なマネーゲームに身を置いたばつ

銀行の健全な経営を示す指標の1つが、総資産のうち自己資本が何パーセント含まれているか、すなわち自己資本比率になります。
自己資本とは返済する必要のない資金のことであり、この比率が多いということは銀行に何らかの損失が起きた時にもこれを切り崩して対応できます。

自己資本に含まれるのは資本金や法定準備金、剰余金でありこれらの自己資本よりも損失が多くなった時にはいわゆる「債務超過」となります。
債務超過といなってしまえば、事実上返済のメドがたたない借金ができるということであり経営破たんとほぼ等しい状態です。

金融庁では、銀行の健全経営のために最低でも自己資本比率は4パーセント以上にするよう各銀行に求めています。
メガバンクなど、投資銀行については国際ルールで自己資本比率は8パーセント以上という取り決めがなされています。
この基準を下回ってしまった時には、経営改善計画の提出などが求められます。
数字が悪くなってしまうと、業務停止や縮小合併は避けられません。

銀行が自己資本比率に気を配らず投機的なマネーゲームに身を置いてしまうと、現在のグローバル化した経済システムはちょっとしたはずみで一気に破綻します。
2008年、アメリカのリーマン・ブラザーズなどの破綻による金融危機で世界中がその恐ろしさをいやというほど痛感したところでしょう。
各国の主要銀行が破たんしてしまえば、銀行どころか国家レベル・世界レベルの金融危機ともなりかねません。
新生銀行

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このページは、pjが2013年1月 1日 10:59に書いたブログ記事です。

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